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マーケティングオートメーション活用セミナーで、iPadアンケート「Anky」が紹介されました!

2018年04月11日

MA導入の落とし穴|マーケティング施策、うまく回せていますか?

こんにちは!
3/2(金)にデジタルマーケティングの総合コンサルティング会社である、メディックス社の「マーケテイングオートメーション活用セミナー」に参加してきました!

昨今AIを取り入れた活用などにも注目が高まっているマーケティングオートメーション(以下、MA)ツール。一方で、導入したもののなかなか使いこなせないといった声もよく伺います。
今回のセミナーでは、マーケティング施策にMAをうまく活用していくために、「ツール連携」「成果の可視化」「スコアリング」をテーマに課題解決の方法についての講演があり、その中の「ツール連携」における一つのソリューションとして、弊社のiPadアンケートサービス「Anky(アンキー)」をご紹介いただきました!

セミナー自体も、MAの「活用」視点から様々なソリューションも含めた複合的な提案を得意とするメディックス社ならではの内容となっており、スプラシアの今後のマーケティング戦略にとっても大変役立つ内容でした。

今回は、特に印象的だった
・MA導入前に把握しておくべきTo Do
・データをキレイに保つ連携ソリューションの活用
・データの「可視化」の重要性
について、弊社の実体験も交えながらレポートさせていただきます。

勢いでMAを導入すると失敗する!?MA「活用」のための3つのポイント

MA導入前に把握しておくべき5つの“To Do”

それなりのコストをかけてMAを導入したのに、活用できていない。その理由を、MA導入前に企業が把握しておくべき5つの“To Do”から原因分析する手法のご紹介がありました。弊社の実体験も含め、まとめたいと思います。

1. マーケティングシナリオの企画
何事も始めが大事ですが、ここが一番の活用のキモになります。
ツールを導入する以前に、カスタマージャーニーマップを作成し、ターゲットにとって適切な訴求を適切なタイミングで行うためのイメージをつけます。

2. MAツールの設計・導入
1で作成したマーケティングシナリオの実現に適したツールの選定を行います。
企業によって最適なMAツールは異なるため、フラットに評価ができ、導入や設計ができるパートナーに相談するのも一つの手です。

3. 必要コンテンツの作成
コンテンツがないことには、実際に運用を回すことができません。
ユーザーインサイトに合わせたコンテンツプランニング、コンバージョンに向けた導線設計力、サイト内SEO施策などが必要になってきます。

4. MAツールの設定・実装
ここでようやくMAツールの設定・実装です。1~3で作成した素材を、運用を意識して組み込んでいきます。
アウトソースする場合、導入サポートは充実しているものの運用まで見てくれない(そのため活用しきれず放置されることが多い)パートナーも多いため、伴走型の運用サポートの有無についてもパートナー選定の基準となりそうです。

5. 施策の効果測定・改善PDCAの運用
実際に施策の運用を行い、効果測定していきます。即効性を求めたい思いもありますが、長い目で改善PDCAを回していくことが重要です。
MAツール上のデータのみを見ていくだけではなく、実際の商談化率や受注率を営業部門と連携して把握し、リードの「質」の改善をしていく視点も必要となります。

活用できないポイントは、上記5つのTo Doのいずれかに課題を抱えている場合が多いとのことでした。逆に、事前にこのTo Doを把握しておくことで、効果的な活用にスムーズに繋げることができそうですね。


データをキレイに保つ連携ソリューションの活用

実際にMAツール運用を行っていくにあたって、データを「キレイに」「最新の状態で」保つことの難しさがよく課題として挙げられます。MAに入れる個人情報データは、日々の営業活動で取得する名刺であったり、企業フォームへのお問い合わせ履歴であったり、常に様々な経路から追加・更新されていきます。

今回のセミナーでは、特にクレンジングが必要でMA運用部門の担当者の課題としてもよく挙げられるデータの一例として、BtoB展示会で取得する来場者データが取り上げられていました。

大量のリードデータが取得できる展示会シーンにおいて、大多数のデータは対面で収集されます。そのため、名刺や紙アンケートといったアナログ情報で管理されることが多く、活用のためにはデータ化→データクレンジング・名寄せといった作業が必要になることで、気づけば会期から1週間・2週間が経過、フォロータイミングに後れをとってしまうこともしばしば。かといって紙のまま営業マンがアクションを進めてしまうと、そのデータをMAに反映するタイミングがどんどん難しくなります。

ここで、「早く」「キレイな」データを手に入れるための、連携ソリューションの登場です。
「データ化」の部分で短納期の名刺データ化サービス、「クレンジング」の部分で企業属性の付与とデータクレンジングを並行して行ってくれるサービス、「フォローターゲットを絞り込む」部分で、自社の既存顧客の情報を元に分析し仮説を元にターゲティングしてくれるサービスなど、MA単体だと実現することが難しい部分を効率的に補ってくれるサービスの紹介がありました。

今回、一番時間が掛かりがちな「データ化」の部分において、弊社のiPadアンケートサービス「Anky(アンキー)」を連携ソリューションとしてご紹介いただきました!
Ankyの特長の一つとして、営業フォローの参考になるアンケート情報のみでなく、アンケート回答中に回答者の名刺をiPadで撮影するだけで、個人情報も紐づけた状態でデータ化できるという機能があります。取得したデータはCSVダウンロードが可能なのでMAへのインポートも簡単に実施でき、実際に様々な企業様にご活用・ご好評いただいております。
上記のような課題をお持ちの方は是非一度お問い合わせください。


データの「可視化」の重要性

MA活用に向けた最後のポイントは、データの「可視化」の重要性です。
スプラシアでも、お客様に最適なソリューションをお届けすべく、日々マーケティング施策に取り組んでおりますが、運用の改善PDCAを回していくために見るべきデータは本当にたくさんあります。

重要となってくるのは、いかにそれらのデータを「見やすく(UI的に)」「わかりやすく(誰が見ても)」「分析しやすく(改善のヒントになる)」編集できるかです。それによって、複雑なデータが「可視化」されることで、担当者にとっては何となくで捉えていた傾向の把握がしっかりとできたり、上司やチーム内に共有することで改善に向けた意思疎通が図れたりします。

ただ、それをまとめる作業がなかなかの手間・・・。今回のメディックス社のセミナーでは、よりスピーディーに改善PDCAを回すために活用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールや、BA(ビジネスアナリティクス)ツールのご紹介がありました。

まとめに

企業のMAツール導入が進む中、MAツールだけではなかなか解消できない課題も顕在化してきました。
今回のセミナーで取り上げていたように、複数の連携ソリューションを組み合わせることによって、活用においてボトルネックとなっていた課題が解消されるかもしれません。

スプラシアは、お客様のマーケティング課題をとらえた上で、様々なIT・デジタルソリューション提案をさせて頂くことが可能です!
こういう仕組みがあったらな~というご要望があれば、是非ご相談ください。

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